noindexとは

noindexはページを検索結果から除外しますが、Googleがクロールできることが前提です。2つの有効な設定方法、robots.txtの落とし穴、反映確認の手順を解説します。

初回公開:2026年6月23日 · 最終更新:2026年8月13日 · Advanced
言語

noindexはページをインデックスから除外し、検索結果に表示させないための指示です。有効な方法は、robotsメタタグ(`<meta name="robots" content="noindex">`)と`X-Robots-Tag: noindex` HTTPヘッダーの2つです。PDFなどHTML以外のファイルではヘッダーを使います。最大の間違いは、ページをrobots.txtでブロックすることです。Googleがクロールできなければnoindexを読めないため、削除するにはクロールを許可したままnoindexを配信します。robots.txt内のnoindexは2019年9月1日以降サポートされません。noindexとcanonicalが併存する場合は意図を確認し、インデックス削除は再クロール後に反映されることを見込んでください。

要点 — noindex は、robots メタタグ(<meta name="robots" content="noindex">)または X-Robots-Tag: noindex HTTP ヘッダーの2つの方法でページをインデックスから除外します。後者は PDF など HTML 以外のファイルに必要です。最大の落とし穴は、robots.txt でブロックされたページは noindex にできないことです。Google はクロールできず、“the crawler will never see the noindex rule,” (翻訳)「クローラーが noindex ルールを確認することはありません」ため、リンクされた URL がインデックスに残る可能性があります。削除するには、クロールを許可して noindex を配信します。robots.txt に noindex を書かず(2019年9月1日以降非対応)、別 URL を指す canonical との併用は意図を確認してください。削除は再クロール後に行われ、優先度の低いページでは数か月かかる場合があります。2017年の Mueller 氏の発言(公式方針ではありません)によると、長期間の noindex,follow はページがインデックスから消えた後、実務上 noindex,nofollow のように扱われる傾向があります。GSC の「noindex タグによって除外」で確認します。

noindex はクロール制御ではなくインデックス制御

noindex は主要なインデックス制御の指示です。Google の定義は “Do not show this page, media, or resource in search results.” (翻訳)「このページ、メディア、リソースを検索結果に表示しない」です。指示が処理されると、“When Googlebot crawls that page and extracts the tag or header, Google will drop that page entirely from Google Search results, regardless of whether other sites link to it.” (翻訳)「Googlebot がページをクロールしてタグまたはヘッダーを取得すると、他サイトからリンクされているかどうかにかかわらず、そのページを Google 検索結果から完全に除外します」 Evidence for this claim Google's noindex rule prevents the page, media, or resource from appearing in Google Search results after Google sees the rule. Scope: Google Search; noindex is not an access-control or privacy mechanism. Confidence: high · Verified: Google Search Central: Block Search indexing with noindex

ほぼすべての noindex の誤りは、次の違いを曖昧にすることから生じます。noindex はインデックス登録を制御し、robots.txt はクロールを制御します。 処理工程が異なります。URL を Google から削除する Ahrefs ガイドでも、“Crawling is not the same thing as indexing. Even if Google is blocked from crawling pages, if there are any internal or external links to a page they can still index it.” (翻訳)「クロールとインデックス登録は同じではありません。Google がページのクロールをブロックされていても、内部リンクや外部リンクがあればインデックス登録される可能性があります」と説明しています。この記事全体の前提となる区別です。

Microsoft では、同じ指示に Bing 固有の効果もあります。noindex のコンテンツは Microsoft の基盤モデル学習からも除外されます。ただし Bingbot がページをクロールし、ページ単位の指示を処理できることが前提です。robots.txt のブロックと noindex を併用しただけでは、検索結果からの除外や学習利用のオプトアウトが適用された証拠にはなりません。 Evidence for this claim Microsoft says content marked noindex is not included in the Bing index and is not used to train its generative AI foundation models. Scope: Bing and Microsoft foundation-model use; Bingbot must be able to crawl and process the directive before the outcome can be inferred. Confidence: high · Verified: Bing Webmaster Blog: New controls for Bing Chat

有効な2つの配信方法

有効な方法は厳密に2つです。robots.txt 内の noindex は含まれません。

方法1 — robots メタタグ。 HTML ページでは <head> に次を置きます。

<meta name="robots" content="noindex">

Google の原文は “To prevent all search engines that support the noindex rule from indexing a page on your site, place the following <meta> tag into the <head> section of your page.” (翻訳)noindex をサポートするすべての検索エンジンによるページのインデックス登録を防ぐには、次の <meta> タグをページの <head> に配置します」です。robots は対応する全クローラーを対象にし、Google だけを対象にする場合は googlebot<meta name="googlebot" content="noindex">)へ置き換えます。

方法2 — X-Robots-Tag HTTP ヘッダー。 同じ指示をマークアップではなくレスポンスヘッダーで送ります。

X-Robots-Tag: noindex

HTML 以外のリソースには <head> がないため、これが noindex を指定する唯一の方法です。Google は “A response header can be used for non-HTML resources, such as PDFs, video files, and image files.” (翻訳)「レスポンスヘッダーは PDF、動画、画像など HTML 以外のリソースに使用できます」と説明しています。robots の仕様にも X-Robots-Tag“for non-HTML files like image files where the usage of robots meta tags in HTML is not possible.” (翻訳)「HTML の robots meta タグを使用できない画像などの非 HTML ファイル向け」とあります。 Evidence for this claim Google supports noindex in an HTML robots meta tag or an X-Robots-Tag HTTP response header. Scope: Google Search delivery methods; the HTTP header is applicable to non-HTML resources as well as HTML. Confidence: high · Verified: Google Search Central: Robots meta tag and X-Robots-Tag specifications

メタタグは <head> に置くのが標準で最も安全です。Google の仕様には “doesn’t enforce placement of meta robots in the HTML head and will respect robots meta tags in the body section of an HTML document as well,” (翻訳)「meta robots の HTML head 内への配置を強制せず、HTML 文書の body 内にある robots メタタグも尊重する」とありますが、主要な方法として依存しないでください。CMS が誤って <body> に挿入した <meta> でも、意図せずページを noindex にできます。

ヘッダーはサーバー側で設定するため、構成によって方法が異なります。サイト上の全 PDF を noindex にする一般的な例を2つ示します。

Apache.htaccess または virtual host):

<FilesMatch "\.pdf$">
  Header set X-Robots-Tag "noindex"
</FilesMatch>

Nginxserver / location ブロック):

location ~* \.pdf$ {
  add_header X-Robots-Tag "noindex";
}

最大の間違い — noindex と robots.txt ブロックの併用

Noindex is crawl-then-obey: keep the URL fetchable long enough for the directive to be processed.

The same page contains a meta robots noindex directive. With crawling allowed, Google can fetch the page, see noindex, and remove the URL after processing. With crawling blocked in robots.txt, Google cannot see noindex and the linked URL may remain in results.

最もよく見る失敗なので、仕組みを詳しく説明します。noindex タグはページ上にあり、Google は読むためにページを取得する必要があります。Google は要件を次のように明記しています。

“For the noindex rule to be effective, the page or resource must not be blocked by a robots.txt file, and it has to be otherwise accessible to the crawler. If the page is blocked by a robots.txt file or the crawler can’t access the page, the crawler will never see the noindex rule, and the page can still appear in search results, for example if other pages link to it.” (翻訳)noindex を有効にするには、ページやリソースが robots.txt でブロックされず、クローラーがアクセスできなければなりません。ブロックまたはアクセス不能ならクローラーはルールを確認できず、他ページからリンクされている場合などは検索結果に表示される可能性があります。」

さらに端的には “We have to crawl your page in order to see <meta> tags and HTTP headers.” (翻訳)<meta> タグと HTTP ヘッダーを確認するには、ページをクロールする必要があります」です。クロールできなければ、ルールも読めません。

ページをクロール不能にする最も一般的な原因は robots.txt ですが、Google の「クローラーがページにアクセスできない」という表現には、繰り返す 5xx エラー、タイムアウト、意図しない認証の壁も含まれます。いずれも robots.txt ブロックと同様に noindex を機能させなくします。

「念のため robots.txt でブロックし、さらに noindex にする」という考えは正反対です。ブロックはクロールを妨げ、クロールこそが noindex を発見する手段だからです。ページは説明文のない URL として長期間インデックスに残ることがあります。Google Search Console では 「robots.txt によりブロックされましたが、インデックスに登録しました」 と表示されます。

修正方法: robots.txt のブロックを解除し、noindex を維持して Google の再クロールを許可します。ページがインデックスから消えたで、クロール自体も節約したい場合に限り disallow を追加します。

実際の配信例:消えないステージングサイト

staging.example.com からリニューアル版を公開するとします。ステージングのテンプレートにはすでに noindex がありますが、配信チェックリストで次も追加しました。

User-agent: *
Disallow: /

二重の保護に見えますが、Google が共有 QA リンク、古いサイトマップ、公開チケット、コピーした本番コンテンツ内のリンクなどから URL を発見済みなら罠になります。disallow が次のクロールを防ぐため、Google は noindex を確認できず、ホスト名が内容のない URL だけの検索結果として残り得ます。

整理の手順は、disallow を削除し、全ステージングレスポンスの noindex を維持し、ライブレスポンスがクロール可能で指示を返すことを確認し、代表 URL の再クロールを依頼し、ホスト名が消えるまで監視する、という順です。その後、環境を認証で保護します。認証が恒久的なプライバシー対策であり、noindex は検索インデックスだけの制御です。

noindex・nofollow・disallow の違い

混同されやすい3つの指示ですが、処理する段階が異なります。

  • noindexインデックス制御。ページはクロールされますが検索結果には出ません。Google の定義は “Do not show this page, media, or resource in search results.” (翻訳)「このページ、メディア、リソースを検索結果に表示しない」です。
  • nofollowリンク制御。Google は “Do not follow the links on this page.” (翻訳)「このページ上のリンクをたどらない」と定義します。ページ自体のインデックス登録については指定しません。
  • disallow(robots.txt)— クロール制御。取得自体を止めます。インデックス制御ではないため、リンクされた URL はブロックされていてもインデックス登録される可能性があります。

none もあり、Google は “Equivalent to noindex, nofollow.” (翻訳)「noindex, nofollow と同等」と説明しています。指示が競合する場合は “In the case of conflicting robots rules, the more restrictive rule applies.” (翻訳)「robots ルールが競合する場合は、より制限の強いルールが適用される」という仕様です。全表は Cheat Sheets タブにあります。

noindex と rel=canonical の併用は意図を確認する

同じページに noindexrel="canonical" があっても、自動的に無効とは限りません。ただし canonical はシグナルの統合、noindex は URL の除外を求めるため、設定を確認すべき状態です。重複 URL の選択には canonical を使います。Google も “We don’t recommend using noindex to prevent selection of a canonical page within a single site, because it will completely block the page from Search.” (翻訳)「単一サイト内で canonical ページの選択を防ぐ目的で noindex を使うことは推奨しません。ページが検索から完全にブロックされるためです」と説明しています。これは自サイト内の重複から canonical を選ぶ用途への注意で、技術的な併存を常に否定するものではありません。廃止するページに自己参照 canonical が残る場合もあります。別 URL を指す canonical では、除外と統合の両方が本当に意図されているかを特に確認してください。

noindex,follow と noindex,nofollow — 時間による変化

noindex,follow は、ページを検索結果から外しつつリンクの追跡を続け、移行中などにリンク評価を流すために使われます。現在の Google 公式文書は自動的な変化を説明しておらず、noindex,nofollow を初日から明示的に設定することも認めています。「時間とともに変わる」という根拠は2017年の webmaster hangout です。John Mueller 氏は、長期の noindex は実務上 noindex,nofollow のように扱われる傾向があると述べました。Google がページを検索対象外と判断して処理をやめると、そのページのリンクも追わなくなるという説明です。これは動画記録に基づく実務上の観察で、文書化された Google 方針ではありません。保証ではなく方向性として扱ってください。noindex,follow は移行期には使えますが、恒久的なリンク評価戦略にせず、元のリンクを修正するかページを削除します。

noindex の反映にはどれくらいかかるか

即時ではありません。noindex は Google がページを再クロールし、再処理した後に適用されます。それまではタグが公開済みでもインデックスに残り得ます。Google は一定期間を保証せず、“Depending on the importance of the page on the internet, it may take months for Googlebot to revisit a page.” (翻訳)「インターネット上でのページの重要度によっては、Googlebot が再訪するまで数か月かかる場合があります」と案内しています。よくリンクされる高トラフィックページなら数日、価値やリンクの少ないページなら数か月かもしれません。急ぐ場合は GSC の削除ツールで一時的に非表示にし、恒久的な noindex の処理を待ちます。完全に削除したページでは 404 / 410 も有効です。削除ガイドでは “If you remove the page and serve either a 404 (not found) or 410 (gone) status code, then the page will be removed from the index shortly after the page is re-crawled.” (翻訳)「ページを削除して 404 または 410 を返すと、再クロール後まもなくインデックスから削除されます」と説明しています。いずれも再クロールが必要です。

robots.txt の noindex は廃止済み(2019年9月1日)

robots.txtNoindex: を書く方法を今も見かけますが、使わないでください。正式にサポートされたことはなく、Google は非公式な処理も廃止しました。2019年7月の Search Central 発表には “Since these rules were never documented by Google, naturally, their usage in relation to Googlebot is very low.” (翻訳)「これらのルールは Google が文書化したことがないため、Googlebot に対する利用は当然ながら非常に少ない」とあり、日付についても “we’re retiring all code that handles unsupported and unpublished rules (such as noindex) on September 1, 2019.” (翻訳)noindex など未サポート・未公開ルールを処理するすべてのコードを2019年9月1日に廃止します」と明記されています。

同じ発表では代替手段も示され、メタタグまたはヘッダーの noindex が最初に挙げられています。noindex in robots meta tags: Supported both in the HTTP response headers and in HTML, the noindex rule is the most effective way to remove URLs from the index when crawling is allowed.” (翻訳)「robots メタタグの noindex は HTTP レスポンスヘッダーと HTML の両方でサポートされ、クロールが許可されている場合に URL をインデックスから削除する最も効果的な方法です」。ほかに 404 / 410、パスワード保護、クロール防止用の robots.txt disallow、Search Console の削除ツールがあります。

Google Search Console で noindex を確認する方法

確認箇所は2つです。

  • URL 検査。 URL を検査し、公開 URL をテストします。ページがインデックス登録可能か、Google が noindex を確認できるかが分かり、ライブページでタグが読めることを最短で検証できます。
  • ページのインデックス登録レポート。 noindex ページは「インデックスに登録されていません」の 「noindex タグによって除外されました」 に表示されます。Google の説明は “When Google tried to index the page it encountered a ‘noindex’ directive and therefore did not index it.” (翻訳)「Google がページをインデックス登録しようとした際に noindex 指示を検出したため、登録しませんでした」です。登録したいページなら、指示を削除します。

古い記事を読む場合の名称にも注意してください。以前の Coverage レポートでは “Excluded by ‘noindex’ tag.” と呼ばれ、現在のページのインデックス登録レポートでは “URL marked ‘noindex’” と呼ばれます。同じ状態の新旧ラベルです。

noindex が保証しないこと

noindex で実現できると思われがちですが、実際には保証されないものがあります。

  • クロール予算の節約。 Google はタグを見るためにページを取得する必要があり、noindex 単独ではクロールを減らしません。必要なら、ページがインデックスから消えたにだけ robots.txtdisallow を追加します。
  • 即時削除。 再クロール後に行われ、固定の期間はありません。優先度の低いページでは数か月かかる場合があります。
  • 重複の統合。 これは rel="canonical" の役割です。noindex は別 URL へシグナルを統合せず、ページを検索から除外します。
  • 機密性。 URL を知る人はページを取得できます。非公開にする必要があるなら検索指示ではなく認証の問題です。
  • 解除後の順位回復。 noindex を外しても以前の順位は戻りません。Google が再クロール、再評価し、改めて順位を得る必要があります。
  • 検索エンジン間で同じ反映時期。 Bing などは Google とは独立したクロール予定で動きます。
  • コンテンツの検索外利用すべてからの除外。 noindex は AI Overviews などを含む Google 検索全体からページを除外しますが、検索外で生成 AI モデルの学習・グラウンディングに利用できるかを制御する Google-Extended とは別です。目的の異なる2つの制御です。

noindex と周辺の仕組み

noindex は、インデックスにあるべきでないページを除外する手段で、内容の薄いページ、補助ページ、重複に近いページによるインデックス肥大化への対処の1つです。配信方法である robots メタタグと X-Robots-Tag、クロールを制御する robots.txt の disallow、重複を統合する canonical、そしてクロールとインデックス登録の工程に関係します。違いを正しく理解すれば手順は明快です。クロールを許可し、タグを配信し、再クロールを待ちます。

Add an expert note

Pin an expert quote

New person? Create their unclaimed profile at /admin/experts/ → Pin a quote first.