Event スキーマ:Google の要件と実装ガイド
schema.org/Event を実装する方法を解説。Google のイベントリッチリザルトに必要な name、startDate、location、オンライン限定イベントの制約、4つの eventStatus、1イベント1URLの原則を確認します。
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- 関連するライブツール Schema Markup Validator
Event スキーマ(schema.org/Event)は、イベント名、日時、開催場所、チケット情報を検索エンジンへ伝える構造化データで、通常は JSON-LD で実装します。Google のイベントリッチリザルトで必須なのは name、startDate、location の3つです。現行ドキュメントでは、現実の要素がないオンライン限定イベントは対象外で、物理的な開催場所が必要です。イベントごとに固有の末端ページURLを用意し、eventStatus(EventScheduled、EventCancelled、EventPostponed、EventRescheduled)を更新しても startDate と location を削除してはいけません。セールやクーポンなどをイベントとしてマークアップするとポリシー違反になり得ます。有効なマークアップは表示資格を与えるだけで、表示自体は Google が判断します。
要点 — Event スキーマは、イベントページに追加して検索エンジンへ詳細の意味を伝えるコードです。「これがイベント名」「これが開始日時」「ここが開催場所」「ここからチケットを購入できる」と明示します。個別のイベントページへ正しく実装すると、Google のイベントリッチリザルトの対象になり得ます。ただし、多くの解説が見落としている条件があります。Google のイベントリッチリザルトには現実の物理的な開催場所が必要で、オンラインだけで完結するイベントは、どのようにマークアップしても対象になりません。
Event スキーマとは
イベントページを読めば、人はイベント名、日付、会場を見分けられます。しかし検索エンジンにとって、何も指定されていない文章は意味を推測するしかありません。Event スキーマは、共通語彙である schema.org を使い、ページ内の各情報が何であるかをコードで明示します。イベントの name、startDate、location、チケットの offers、出演者、主催者などを区別できます。
ほとんどの場合は JSON-LD で記述します。ページの見た目を変えずに埋め込める、小さなコードブロックです。
実装する価値
主な利点は、Google がイベント関連の検索で表示するイベントリッチリザルトと専用のイベント検索体験です。適切な Event マークアップがあるページは、検索結果に日付、会場、チケット情報を伴う目立つ表示を得られる可能性があります。同じ構造化マークアップは AI システムにもイベント情報を明確に伝えますが、それによって特定のイベントページへの AI 経由の流入や引用が確実に増えることを示すデータはありません。
必須の3項目
対象となるために Google が必須としているプロパティは、次の3つです。
- name — イベントの正式な名称。会場名や「チケット50%オフ」のような販促文ではありません。
- startDate — 開始日時。日付と時刻の両方を指定します。
- location — 開催場所。名前と住所を持つ
Placeとして指定します。
endDate、image、チケットの offers(価格、通貨、在庫状況)、performer、organizer などの推奨項目も加えると、表示内容が充実し、利用者にとって役立つ情報になります。
最もよくある誤解
オンラインだけで開催される完全なバーチャルイベントは、Google のイベントリッチリザルトの対象になりません。 現行ドキュメントは、イベントが「物理的な場所で開催されなければならない」と明記しています。2020年のパンデミック期に Google がオンラインイベント用プロパティを追加したため、「オンラインイベント」と指定すれば十分だという古い説明が今も残っています。しかし現在のリッチリザルトでは、それだけでは足りません。これらのプロパティ自体は今も有効ですが、単独でウェビナーをイベント検索体験へ掲載できるわけではありません。
初心者が陥りやすい点は、ほかにもあります。
- 1イベントにつき1ページ。 今後のイベントをまとめた一覧ではなく、個別のイベントページをマークアップします。一覧やカレンダーページは対象外です。
- 有効なマークアップ ≠ リッチリザルトの表示保証。 対象資格を得るだけで、実際に表示するかは Google が判断します。
- イベントを偽装しない。 セール、クーポン、営業時間を「イベント」としてマークアップする行為は Google のポリシー違反で、問題になった事例があります。
必須項目と推奨項目の違い、中止・延期への対応、複数日にわたる単一イベントと複数公演の区別、イベントが不承認になるコンテンツ規則まで確認したい場合は、Advanced タブへ進んでください。
要点 — 個別のイベントページに schema.org/Event マークアップ(通常は JSON-LD)を実装すると、Google のイベントリッチリザルトの対象になり得ます。必須プロパティは
name、startDate、locationの3つです。特に重要なのは、Google の現行ドキュメント(2025年12月時点)ではオンライン限定イベントがサポートされないことです。原文は “Events must take place in a physical location.” (翻訳)「イベントは物理的な場所で開催される必要があります。」eventAttendanceModeとVirtualLocationは2020年のコロナ禍に追加された有効な schema.org 語彙ですが、それだけでオンライン限定イベントのリッチリザルトを有効にはできません。さらに、1イベントにつき固有の末端URLが1つ必要で一覧ページは対象外、eventStatus(EventScheduled / EventCancelled / EventPostponed / EventRescheduled)を変更してもstartDateとlocationを削除しない、複数日にわたる単一イベントは1つのEvent、個別にチケットを販売する複数公演は別々のEventとする、といった規則があります。セール、クーポン、イベントではないものへのマークアップはポリシー違反で、手動対策の対象となった例もあります。有効なマークアップが得るのは、あくまで表示の対象資格です。
Event スキーマでできること、できないこと
Event スキーマは、イベント名、開催日時、場所、チケット情報を検索エンジンが読み取れるように、イベントページへ追加する schema.org/Event 語彙です。個別イベントのページに正しく実装すると、Google の強調表示や専用イベント検索体験であるイベントリッチリザルトの対象になり得ます。
一方、ランキング要因でも万能なスイッチでもありません。他の構造化データと同様に、特定の検索機能への対象資格をページに与えるだけです。自然検索順位を押し上げるものではなく、表示も保証されません。 この主張の根拠 Google's event feature excludes promotional non-events and requires each event to have a unique page focused on that event. 対象範囲: Google Search Event content guidelines; valid Schema.org markup alone does not establish eligibility. 信頼度: 高 · 検証日: Google: Event structured data
必須プロパティ:name、startDate、location
Google は必須プロパティを含めるよう明確に求めています。“You must include the required properties for your content to be eligible for display in enhanced search results.” (翻訳)「コンテンツが拡張検索結果の表示対象となるには、必須プロパティを含める必要があります。」Event では次の3つです。
name(Text)— イベントの正式名称。Google は、会場名をイベント名に使わない(会場名はlocation.nameに入れる)、単なるイベント種別(「Concert」など)を名前にしない、URL、価格、出演者、“short-term promotions (for example, ‘buy your tickets now’).” (翻訳)「『今すぐチケットを購入』などの短期的な販促文」を詰め込まないよう求めています。悪い例は “Bill Graham Civic Auditorium” (翻訳)「Bill Graham Civic Auditorium」や “LIMITED TIME SALE - Kesha and Macklemore Concert - $25” (翻訳)「期間限定セール — Kesha and Macklemore コンサート — 25ドル」、良い例は “The Adventures of Kesha and Macklemore” (翻訳)「The Adventures of Kesha and Macklemore」や “Meet and Greet: Kesha and Macklemore.” (翻訳)「ミート&グリート:Kesha and Macklemore」です。startDate(DateTime)— “The start date and start time of the event in ISO-8601 format. Add both the date and time so users can find events that fit into their schedule.” (翻訳)「イベントの開始日と開始時刻を ISO-8601 形式で指定します。利用者が予定に合うイベントを見つけられるよう、日付と時刻の両方を追加してください。」location(Place)—@typeをPlaceにし、location.nameとlocation.addressを追加します。住所は “Sydney” だけでなく “Bennelong Point, Sydney NSW 2000, Australia.” (翻訳)「オーストラリア、ニューサウスウェールズ州シドニー2000、Bennelong Point」のように具体的にします。難しいケースについて Google は、“If the event happens across several streets, define the starting location and mention the full details in description. If the event happens without a well-defined location, use the city name or the most representative location. If the event happens at multiple locations at the same time, create different events for each location.” (翻訳)「複数の通りにまたがる場合は開始地点を定め、詳細を description に記載する。明確な場所がない場合は都市名または最も代表的な場所を使う。同時に複数の場所で開催する場合は、場所ごとに別のイベントを作成する」と案内しています。
リッチリザルトを充実させる推奨プロパティ
必須の3項目に加えて、次の情報も入れると表示が充実します。
endDate—startDateと同じ ISO-8601 形式。eventStatus— 開催予定、中止、延期、日程変更の状態(後述)。image— Google の一般的な画像ガイドラインに従い、1:1、4:3、16:9 の複数画像を用意します。offers(Offer)— チケットのurl、price、priceCurrency、availability(InStock、SoldOut、PreOrderなど)、販売開始を示すvalidFrom。performer(Person / PerformingGroup)とorganizer(Organization / Person。nameとurlを指定)。description— Google は “Focus on the event details and not your site’s features. Don’t repeat other facts like date and location; instead, add that information to the respective properties.” (翻訳)「サイトの機能ではなくイベントの詳細に焦点を当て、日付や場所を本文で繰り返さず、それぞれのプロパティへ入れる」よう案内しています。表示されるのは一部の抜粋です。
バーチャル/ハイブリッドイベント:Google の現行ドキュメントを正しく読む
ここは、今も広く出回る2020年当時の説明と現在のガイダンスを分ける重要な箇所です。
Google の現行ドキュメントの原文: “Virtual experiences that have no real-world component aren’t supported. Events must take place in a physical location.” (翻訳)「現実世界の要素がないバーチャル体験はサポートされません。イベントは物理的な場所で開催される必要があります。」したがって、完全なバーチャル/オンライン限定イベントは、マークアップ方法にかかわらず Google のイベントリッチリザルトへ掲載されません。
この主張の根拠 Google's current Event rich-result documentation says purely virtual events without a real-world component are not supported. 対象範囲: Google Search Event rich-result requirements; Schema.org still defines online-attendance and VirtualLocation vocabulary. 信頼度: 高 · 検証日: Google: Event structured data混乱の背景があります。パンデミック初期の2020年3月、Google はイベントのオンライン移行や中止を配信者が伝えられるよう、新しい Event プロパティ を発表しました。eventAttendanceMode(OnlineEventAttendanceMode / OfflineEventAttendanceMode / MixedEventAttendanceMode)、eventStatus の各値、VirtualLocation のサポートです。これらは今も有効な schema.org 語彙です。しかし現在の Search Central の Event ドキュメントにはオンラインイベントの例がなく、オンライン限定イベントはリッチリザルトでサポートされないと明記されています。
現時点での正確な整理は、次のとおりです。
- 物理的な開催場所が基準です。 Google が現実の場所を必須としているため、バーチャル/ハイブリッドイベントも、イベント検索体験の対象になるには実在する会場が必要だと考えられます。
eventAttendanceModeとVirtualLocationが無意味なわけではありません。 実会場を持つハイブリッドイベントには正当なマークアップであり、自社システム、他の検索エンジン、AI/LLM など別のデータ利用者にも役立ちます。ただし、これらだけでオンライン限定イベントを Google のリッチリザルトへ掲載することはできません。- **ウェビナーやオンライン限定イベントを開催する場合、**イベントリッチリザルトは期待せず、必要なら機械可読性のためにマークアップを使い、可視性は他の SEO 施策で確保してください。
誤解を招く表現は避けるべきです。「バーチャルイベントが禁止された」のではありません。現実世界の要素がないバーチャルイベントが、特定のイベントリッチリザルトの対象外なのです。競合記事の多くは今も、OnlineEventAttendanceMode だけでオンラインイベントが Google のイベント機能へ掲載されるように説明していますが、現行ドキュメントはそう述べていません。
イベント状態の扱い:EventScheduled、EventCancelled、EventPostponed、EventRescheduled
eventStatus には4つの値があります。最重要ルールは、状態を変更しても startDate と location を削除しないことです。Google は “When the event status changes, DON’T remove the startDate. The startDate property is required to help identify the unique event.” (翻訳)「イベントの状態が変わっても startDate を削除しないでください。固有のイベントを識別するために必要です」と警告しています。
eventStatus を省略すると、通常どおり開催される EventScheduled として扱われます。ほかの3つは次のとおりです。
EventCancelled— イベントは中止。Google は “Don’t remove or change other properties (for example, don’t removestartDateorlocation); instead, keep all values as the same as they were before the cancelation, and update theeventStatustoEventCancelled. Why? Properties likestartDateandlocationhelp identify the unique event and make sure people understand the new status of the event.” (翻訳)「startDateやlocationなど他のプロパティを削除・変更せず、中止前の値を保ったままeventStatusだけをEventCancelledに更新する。これらは固有イベントの識別と新しい状態の理解に必要」と説明しています。EventPostponed— 開催はするが、新しい日付は未定。Google は “The event has been postponed to a later date, but the date isn’t known yet. Keep the original date in thestartDateof the event until you know when the event will take place. Once you know the new date information, change theeventStatustoEventRescheduledand update thestartDateandendDatewith the new date information.” (翻訳)「新日程が決まるまでは元の日付をstartDateに残し、決まったらEventRescheduledに変えてstartDateとendDateを更新する」と案内しています。EventRescheduled— 新しい日程が確定。Google は “The event has been rescheduled to a later date. Update thestartDateandendDatewith the relevant new dates. Optionally, you can also mark theeventStatusfield as rescheduled and add thepreviousStartDate.” (翻訳)「startDateとendDateを新日程へ更新し、任意でeventStatusを日程変更済みにしてpreviousStartDateを追加する」と案内しています。
EventPostponed と EventCancelled は同じ意味ではありません。EventCancelled は中止、EventPostponed は開催予定のまま新日程が未定であることを示します。新日程が決まったら、previousStartDate を追加して EventRescheduled へ更新します。
1イベントにつき1URL:一覧ページが対象外である理由
Google は “Each event MUST have a unique URL (a leaf page) and markup on that URL,” (翻訳)「各イベントには固有のURL(末端ページ)が必須で、そのURL上にマークアップが必要」と明記しています。さらに “The event experience on Google only supports pages that focus on a single event. We recommend focusing on adding markup to your event posting pages instead of pages that list schedules or multiple events.” (翻訳)「Google のイベント機能は単一イベントに焦点を当てたページだけをサポートするため、スケジュールや複数イベントの一覧ではなく、個別イベントの掲載ページをマークアップする」よう推奨しています。
この主張の根拠 Google's event feature excludes promotional non-events and requires each event to have a unique page focused on that event. 対象範囲: web 信頼度: 高 · 検証日: Event structured data会場サイトやチケット販売プラットフォームで特に多い誤りは、カレンダーや「今後のイベント」一覧をマークアップし、各イベントのリッチリザルトを期待することです。その一覧ページは対象外です。イベントごとに専用ページと専用マークアップが必要です。
複数日にわたるイベントと複数公演の違い
この2つは扱いが異なり、実装時によく混同されます。
- 数日間にわたる単一イベント → 期間全体を示す
startDateとendDateを持つ1つのEvent。Google は “If your event or ticket info is for an event that runs over several days, specify both the start and end dates of the event.” (翻訳)「複数日にわたるイベントでは開始日と終了日の両方を指定する」と案内しています。 - 日をまたいで個別にチケットを販売する複数公演 → 公演ごとに別の
Event。Google は “If there are several different performances across different days, each with individual tickets, add a separateEventelement for each performance.” (翻訳)「日ごとに異なる公演へ別々のチケットがある場合、各公演に個別のEvent要素を追加する」と案内しています。
実際に繰り返されるシリーズ向けには、schema.org に EventSeries と eventSchedule があります。有効なマークアップですが、イベントリッチリザルトへの効果は確認されていません。迷う場合は Google が示す方式、つまり1公演につき1つの Event に従ってください。
コンテンツポリシー:不承認や手動対策につながるもの
Event マークアップにはスパム対策が実施されてきたため、単なる仮定の話ではありません。Google は “Each event must accurately describe the event name, start date, and location,” (翻訳)「各イベントは名称、開始日、場所を正確に記述しなければならない」とし、イベントとしてマークアップしてはいけないものを明示しています。
- イベントではないもの。 Google は *“Don’t promote non-event products or services such as
‘Trip package: San Diego/LA, 7 nights’ as events. Don’t add short-term discounts
or purchase opportunities, such as: ‘Concert — buy your tickets now,’ or ‘Concert
- 50% off until Saturday.’ Don’t mark business hours as events, such as: ‘Adventure park open 8 AM to 5PM.’ Don’t mark coupons or vouchers as events, such as: ‘5% off your first order.’”* (翻訳)「旅行商品、短期割引、購入機会、営業時間、クーポン、商品券などをイベントとして扱わない」よう求めています。
- 会員/招待限定イベント。 “Events must be bookable to the general public. Events that require a membership, or invitation prior to purchasing the ticket or attending the event are ineligible for the event experience.” (翻訳)「一般の人が予約できなければならず、会員資格や事前招待を必要とするイベントは対象外」です。
- 学校敷地内で行われる未成年者中心のイベント。 “Spectator events where the primary participants and audience are minors and occur on-premise of a school aren’t eligible for the event experience.” (翻訳)「主な参加者と観客が未成年者で、学校敷地内で行われる観覧イベントは対象外」です。
違反には実際の措置があります。Google は “If your site violates one or more of these guidelines, then Google may take manual action against it. Once you have remedied the problem, you can submit your site for reconsideration.” (翻訳)「ガイドライン違反には手動対策を行う場合があり、問題を修正した後に再審査を申請できる」と説明しています。Event マークアップで本物のイベントではなくセールやクーポンを宣伝したサイトに手動対策が行われたとの報告もあり、上記の短期割引やクーポンに関する禁止事項と一致します。ただし個別事例を確定的に扱う前に、一次情報で詳細を確認してください。施行の方針自体は明確です。
日付と時刻の形式
ISO-8601 を使い、タイムゾーンのオフセットを含めます。たとえばニューヨークで9月5日午後7時に始まるイベントなら、UTC/GMT オフセットの -04:00 または -05:00 を指定します。時刻が不明または不要な終日イベントでは日付だけを使います。開始時刻が不明なのに 2019-08-15T00:00:00+00:00 のような値を入れると、Google には実際の深夜0時開始と解釈されるため、架空の時刻を設定しないでください。
Event のサブタイプ:基本の Event と MusicEvent、BusinessEvent など
schema.org には MusicEvent、BusinessEvent、EducationEvent、SportsEvent などのサブタイプがありますが、使用は必須ではありません。基本の Event 型だけで有効かつ十分で、Google の必須/推奨プロパティも同じように適用されます。サブタイプは必要に応じて意味を詳しく示すもので、「MusicEvent を使わなければならない」というのは誤解です。
Bing と Event スキーマ
Bing は Google のような Event 専用の構造化データ解説ページを公開していません。一般資料の 構造化データによるサイトのマークアップ は、Bing が Microdata、RDFa、Open Graph とともに schema.org 語彙を広くサポートすることを示していますが、Event 固有の必須/推奨項目は示していません。文書化されていない Event 対応を推測すべきではありません。正確には、Bing は適切な schema.org マークアップを一般に理解しますが、Google に相当する専用のイベントリッチリザルト/検索体験はありません。そのため、Event マークアップの主目的は Google と、AI/LLM を含む一般的な機械可読性です。
検証とトラブルシューティング
Google の リッチリザルト テスト でマークアップを検証し、Search Console のイベントレポートと拡張機能を監視します。Google のイベント検索体験を利用できる国と言語は限定され、その一覧は変わります。実装時には古い一覧を信用せず、Google のドキュメントで現在の提供状況を確認してください。
構造化データ全体の中での位置づけ
Event スキーマは、構造化データ全体では Social & Community に属するタイプの1つで、DiscussionForumPosting、FAQPage、HowTo、QAPage、SoftwareApplication などと並びます。語彙全体と各要素の関係は、この記事の上位にある Schema Markup と Structured Data の各ハブを参照してください。
AIによる要約
Advanced 版の要点をまとめると、次のとおりです。
- 概要: 個別イベントページに置く
schema.org/Eventマークアップ(通常は JSON-LD)。名称、日付、場所、チケット情報を明示し、Google のイベントリッチリザルトとイベント検索体験の対象にします。 - 必須プロパティは3つ:
name、startDate、location。nameは会場名や種別、販促文ではなくイベント名。startDateは日付と時刻を含む ISO-8601。locationは名前と具体的な住所を持つPlaceです。 - 重要な誤解: Google の現行ドキュメント(2025年12月時点)ではオンライン限定イベントはサポートされません。原文は “Events must take place in a physical location.” (翻訳)「イベントは物理的な場所で開催される必要があります。」
eventAttendanceModeとVirtualLocationは2020年3月に追加された有効な schema.org 語彙ですが、それだけではオンライン限定イベントをリッチリザルトへ掲載できません。ハイブリッド/バーチャルイベントにも現実の場所が必要だと考えられます。 - 1イベント = 固有の末端URL 1つ。 複数イベントを載せる一覧、スケジュール、カレンダーページは対象外です。
eventStatusは4値: 既定のEventScheduled、中止のEventCancelled、新日程未定のEventPostponed、新日程確定のEventRescheduled(previousStartDateを追加)。状態変更時もstartDateとlocationを削除しません。- 複数日と複数公演: 複数日にわたる単一イベントは
startDateとendDateを持つ1つのEvent。個別にチケットを販売する複数公演は公演ごとに別のEvent。EventSeries/eventScheduleは有効ですが、リッチリザルトへの効果は未確認です。 - コンテンツポリシーは実際に施行されます: セール、クーポン、営業時間などイベントでないものをマークアップしません。会員/招待限定や、学校敷地内で未成年者を中心とする観覧イベントも対象外です。違反には手動対策があり得ます。
- 日時: タイムゾーン付き ISO-8601。終日イベントは日付だけを使い、深夜0時という架空の開始時刻を設定しません。
- サブタイプは任意: 基本の
Eventで有効かつ十分です。MusicEventやBusinessEventは意味を詳しくしますが必須ではありません。 - Bing: Event 専用文書もイベントリッチリザルトもありません。schema.org は広くサポートします。主目的は Google と AI/LLM 向けを含む機械可読性です。
- 対象資格 ≠ 表示: 有効なマークアップは対象資格を与えるだけで、表示は Google が判断します。
公式ドキュメント
検索エンジンなどが公開する一次資料です。
- Event(Event)の構造化データ — 必須/推奨プロパティ、
eventStatus、1イベント1URL、コンテンツポリシー、バーチャルイベントに関する記述をまとめた公式資料(フッター:“Last updated 2025-12-10 UTC.”)。 - バーチャル、延期、中止イベントの新しいプロパティ(2020年3月) —
eventAttendanceMode、eventStatus、VirtualLocationが追加されたコロナ禍当時の発表。古いバーチャルイベント解説が多い理由と、現在のガイダンスとの差を理解する資料です。 - 構造化データに関する一般的なガイドライン — Event にも適用される、正確性とスパム防止に関するサイト全体のポリシー。
- リッチリザルト テスト — Event マークアップとリッチリザルト対象資格を検証します。
Schema.org(語彙)
- schema.org/Event — Event 型とプロパティの完全なリファレンス。
- schema.org/eventAttendanceMode — オンライン/オフライン/混合の参加形態を示すプロパティ。有効な語彙ですが、単独では Google のリッチリザルトの条件を満たしません。
- schema.org/EventSeries と schema.org/eventSchedule — 繰り返しシリーズ向けの語彙。有効ですが、リッチリザルトへの効果は未確認です。
Bing / Microsoft
- 構造化データによるサイトのマークアップ — Bing による schema.org、JSON-LD、Microdata、RDFa の一般的なサポート資料。Event 専用の構造化データ文書はありません。
一次資料からの引用
Google のドキュメントに記録された記述です。各リンクから引用箇所へ直接移動できます。
Google — 必須プロパティ
- “You must include the required properties for your content to be eligible for display in enhanced search results.” (翻訳)「コンテンツが拡張検索結果の表示対象となるには、必須プロパティを含める必要があります。」 — Google Search Central、Event 構造化データ。 引用箇所へ
- “The start date and start time of the event in ISO-8601 format. Add both the date and time so users can find events that fit into their schedule.” (翻訳)「イベントの開始日と開始時刻を ISO-8601 形式で指定します。利用者が予定に合うイベントを見つけられるよう、日付と時刻の両方を追加してください。」 引用箇所へ
- イベント名について:“Not recommended: Bill Graham Civic Auditorium.” (翻訳)「非推奨:Bill Graham Civic Auditorium。」 引用箇所へ
- 住所について:“If the event happens across several streets, define the starting location and mention the full details in description.” (翻訳)「イベントが複数の通りにまたがる場合は開始地点を定め、詳細を description に記載してください。」 引用箇所へ
Google — バーチャルイベント(正確性の基準)
- “Virtual experiences that have no real-world component aren’t supported. Events must take place in a physical location.” (翻訳)「現実世界の要素がないバーチャル体験はサポートされません。イベントは物理的な場所で開催される必要があります。」 引用箇所へ
Google — イベント状態の変更
- “Warning: When the event status changes, DON’T remove the
startDate. ThestartDateproperty is required to help identify the unique event.” (翻訳)「警告:イベントの状態が変わってもstartDateを削除しないでください。固有のイベントを識別するために必要です。」 引用箇所へ - 中止について:“Don’t remove or change other properties (for example, don’t remove
startDateorlocation); instead, keep all values as the same as they were before the cancelation, and update theeventStatustoEventCancelled.” (翻訳)「startDateやlocationなど他のプロパティを削除・変更せず、中止前と同じ値を保ち、eventStatusをEventCancelledに更新してください。」 引用箇所へ - 延期について:“The event has been postponed to a later date, but the date isn’t known yet. Keep the original date in the
startDateof the event until you know when the event will take place.” (翻訳)「イベントは後日に延期されましたが、新しい日付は未定です。開催日が分かるまでは元の日付をstartDateに残してください。」 引用箇所へ - 日程変更について:“The event has been rescheduled to a later date. Update the
startDateandendDatewith the relevant new dates.” (翻訳)「イベントの日程は後日に変更されました。startDateとendDateを該当する新日程へ更新してください。」 引用箇所へ
Google — 1イベント1URLと複数日イベント
- “Each event MUST have a unique URL (a leaf page) and markup on that URL.” (翻訳)「各イベントには固有のURL(末端ページ)が必須で、そのURL上にマークアップが必要です。」 引用箇所へ
- “Mark up multi-day events correctly: If your event or ticket info is for an event that runs over several days, specify both the start and end dates of the event.” (翻訳)「複数日イベントを正しくマークアップしてください。イベントまたはチケット情報が数日間にわたる場合は、開始日と終了日の両方を指定します。」 引用箇所へ
Google — コンテンツポリシー
- “Don’t promote non-event products or services such as ‘Trip package: San Diego/LA, 7 nights’ as events.” (翻訳)「『サンディエゴ/ロサンゼルス7泊旅行パッケージ』のような、イベントではない商品やサービスをイベントとして宣伝しないでください。」 引用箇所へ
- “Events must be bookable to the general public. Events that require a membership, or invitation prior to purchasing the ticket or attending the event are ineligible for the event experience.” (翻訳)「イベントは一般の人が予約できなければなりません。チケット購入や参加の前に会員資格または招待を必要とするイベントは対象外です。」 引用箇所へ
- “Spectator events where the primary participants and audience are minors and occur on-premise of a school aren’t eligible for the event experience.” (翻訳)「主な参加者と観客が未成年者で、学校敷地内で行われる観覧イベントは対象外です。」 引用箇所へ
- “If your site violates one or more of these guidelines, then Google may take manual action against it.” (翻訳)「サイトがこれらのガイドラインのいずれかに違反した場合、Google は手動対策を行うことがあります。」 引用箇所へ
Event スキーマ早見表
イベントリッチリザルトの最小要件
Event.name + startDate + location(name と address を持つ Place)。個別イベントページだけを対象とし、末端URL 1つにつき1イベントです。
必須と推奨の比較
| プロパティ | 区分 | 注意点 |
|---|---|---|
name | 必須 | 会場名や「Concert」、販促文ではなくイベント名 |
startDate | 必須 | 日付、時刻、タイムゾーンを含む ISO-8601 |
location | 必須 | Place + location.name + location.address |
endDate | 推奨 | ISO-8601 |
eventStatus | 推奨 | 省略時は EventScheduled |
image | 推奨 | 1:1、4:3、16:9 の複数画像 |
offers | 推奨 | url、price、priceCurrency、availability、validFrom |
performer | 推奨 | Person / PerformingGroup |
organizer | 推奨 | Organization / Person(name、url) |
description | 推奨 | イベント詳細のみ。日付や場所を繰り返さない |
4つの eventStatus 値
| 値 | 意味 | 重要な規則 |
|---|---|---|
EventScheduled | 開催予定(既定値) | eventStatus がなければこの値とみなす |
EventCancelled | 中止 | startDate と location を残し、状態だけ変える |
EventPostponed | 後日開催、日付未定 | 決まるまで元の startDate を残す |
EventRescheduled | 新日程確定 | startDate / endDate を更新し、previousStartDate を追加 |
複数日イベントと複数公演
| 状況 | マークアップ |
|---|---|
| 数日間にわたる単一イベント | 1つの Event に startDate + endDate |
| 個別にチケットを販売する複数公演 | 公演ごとに別の Event |
| 繰り返しシリーズ | EventSeries / eventSchedule。有効だがリッチリザルトへの効果は未確認 |
早わかり
- 形式:JSON-LD(推奨)。
- オンライン限定イベントは Google のイベントリッチリザルトの対象外。物理的な場所が必要です。
eventAttendanceMode/VirtualLocationは有効な schema.org 語彙ですが、単独では不十分です。eventStatusを更新してもstartDate/locationを削除しません。- 基本の
Eventで十分。MusicEventなどのサブタイプは任意です。 - Bing には Event 専用文書もイベントリッチリザルトもありません。
- 有効なマークアップは対象資格を与えるだけで、表示を保証しません。
このイベントは Google のイベントリッチリザルトの対象か
次の質問を順に確認してください。
このイベントは Google のイベントリッチリザルトの対象ですか — 何をマークアップすべきですか?
Event スキーマで避けるべき誤解とミス
誤解:「eventAttendanceMode: OnlineEventAttendanceMode を追加すれば、オンライン限定イベントが Google のイベントリッチリザルトに表示される」
現行ドキュメントによれば誤りです。物理的な要素がないオンライン限定イベントは、eventAttendanceMode や VirtualLocation の有無にかかわらずイベント検索体験でサポートされません。これらのプロパティは有効な schema.org 語彙であり、実会場を持つハイブリッドイベントや Google 以外のデータ利用者には有用ですが、完全なオンラインイベントを Google のリッチリザルトへ掲載するものではありません。
誤解:「基本の Event ではなく、MusicEvent や BusinessEvent など特定のサブタイプを使う必要がある」
必須ではありません。基本の Event 型で有効かつ十分で、Google の必須/推奨プロパティも同じように適用されます。サブタイプは必要に応じて意味を詳しくするものです。
誤解:「中止済み、または終了済みイベントのスキーマは削除すべき」
誤りで、Google も明確に警告しています。startDate と location を残し、eventStatus だけを EventCancelled、EventPostponed、EventRescheduled のいずれかへ更新します。Google はこれらのプロパティで固有のイベントを識別し、新しい状態を利用者へ伝えます。
誤解:「今後の全イベントを載せた一覧ページをマークアップすれば、それぞれのリッチリザルトを得られる」 サポートされません。各イベントには固有の末端ページURLと専用マークアップが必要です。一覧、スケジュール、カレンダーページは対象外です。
誤解:「Event スキーマはランキング要因である」 言い過ぎです。他の構造化データと同様、ページを特定のリッチリザルトの対象にするもので、自然検索全般のランキングシグナルではありません。
誤解:「EventPostponed と EventCancelled は同じ意味である」
同じではありません。EventCancelled は中止、EventPostponed は開催予定だが新日程が未定という意味です。日程が確定したら previousStartDate を追加して EventRescheduled へ更新します。
ミス:セール、クーポン、「期間限定オファー」をイベントとしてマークアップする。 ポリシー違反です。Google は短期割引、クーポン、営業時間、イベントではない商品やサービスを対象外または違反と明記しており、過去には手動対策につながっています。
ミス:会場名や販促文をイベントの name に入れる。
name はイベントの名称です。会場には location.name を使い、販促文、価格、「今すぐチケットを購入」といった文言を名前に含めないでください。
ミス:開始時刻を推測で入れる。
実際の開始時刻が不明なのに 2019-08-15T00:00:00+00:00 とすると、深夜0時開始という意味になります。時刻が不明または不要な終日イベントでは、時刻を付けず日付だけを指定します。
Event スキーマを検証するツール
- Schema Markup Validator — Event の JSON-LD またはページ全体を貼り付け、Google 固有の要件を確認する前に、構文、schema.org 語彙、グラフ参照の問題を検出します。
- Rich-Result Eligibility Checker — Event に必須の
name、startDate、物理的なlocationがあるかを検証し、不足する推奨項目を確認します。 - Google リッチリザルト テスト — 公開済みイベントURLを Google のレンダラーで検査し、実際に検出される Event マークアップを確認します。
Event スキーマでよくある問題
マークアップは有効だが、オンラインイベントが対象にならない
- 症状 — オンライン限定イベントの schema.org マークアップは有効なのに、Google のイベントリッチリザルトでは対象にならない。
- 考えられる原因 —
VirtualLocationとOnlineEventAttendanceModeは有効な語彙ですが、現行の Event ドキュメントはこのリッチリザルトに現実の物理的な場所を求めています。 - 修正 — 架空の会場を作らないでください。イベントを正確に表すなら機械可読性のためにマークアップを残せますが、そのオンライン限定イベントでは Google のイベント検索体験を利用可能な集客経路として扱わないでください。
中止または延期後に必須プロパティのエラーが出る
- 症状 — 以前は対象だった Event が、状態変更後に
startDateまたはlocationの不足を報告する。 - 考えられる原因 — 更新処理が
EventCancelledまたはEventPostponedを設定するとき、識別に必要なプロパティを削除した。 - 修正 — 元の
startDateとlocationを復元します。値を残したままeventStatusを変更し、延期イベントの新日程が決まったらEventRescheduledを使って日付を更新し、previousStartDateを追加します。
Event マークアップがポリシー問題や手動対策を引き起こす
- 症状 — Event の拡張表示が広範囲で消える、または Search Console に構造化データの手動対策が表示される。
- 考えられる原因 — セール、クーポン、営業時間、招待限定の活動など、イベントではないコンテンツを Event としてマークアップしている。
- 修正 — 一般の人が予約できる本物のイベント以外から Event マークアップを削除し、該当ページを修正して再検証します。手動対策がある場合は Search Console の再審査手続きを行います。
Event マークアップの変更が反映されたことを証明する
テスト1 — 新しい対面イベントがレンダリング後のページで対象になる
- 実施するテスト — 公開済みの末端ページURLを Rich-Result Eligibility Checker と Google のリッチリザルト テスト で検査します。
- 期待結果 — 両方が
name、startDate、物理的なPlaceのlocationを持つ Event を1件検出し、Google が重大な Event エラーを報告しません。 - 失敗の解釈 — オンライン限定の場所、必須項目の欠落、一覧ページへの実装、クライアント側レンダリングの失敗などが対象資格を妨げています。
- 監視期間 — 検証ツールでは即時。Search Console の表示変更は次回の Google クロールまで待ちます。
- ロールバック条件 — 架空の物理会場を作るマークアップや、表示本文と異なるイベントを記述するマークアップは公開しません。ページとマークアップが一致するまで、そのブロックを外します。
テスト2 — 状態変更後もイベントの識別情報が残る
- 実施するテスト —
EventCancelled、EventPostponed、EventRescheduledのいずれかを設定した後、レンダリング後の JSON-LD を以前の版と比較し、公開URLを再検証します。 - 期待結果 —
startDateとlocationが残っています。日程変更イベントには新しい日付とpreviousStartDateがあり、状態には正しい schema.org の列挙値が使われています。 - 失敗の解釈 — 識別項目がない場合、更新ジョブまたはテンプレートが Google の保持要件に反してデータを削除しています。
- 監視期間 — 状態のデプロイとキャッシュ消去の直後。
- ロールバック条件 — 状態変更用テンプレートが各イベントページから
startDateまたはlocationを削除する場合は変更を戻し、正しい対応表で再デプロイします。
Event JSON-LD の例
標準的な対面イベント(Google の公式例)
必須の3プロパティと推奨項目を持つ、物理的な場所で予定どおり開催される単一イベントです。Google の Event ドキュメントにある例を転載しています。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Event",
"name": "The Adventures of Kira and Morrison",
"startDate": "2025-07-21T19:00-05:00",
"endDate": "2025-07-21T23:00-05:00",
"eventStatus": "https://schema.org/EventScheduled",
"location": {
"@type": "Place",
"name": "Snickerpark Stadium",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"streetAddress": "100 West Snickerpark Dr",
"addressLocality": "Snickertown",
"postalCode": "19019",
"addressRegion": "PA",
"addressCountry": "US"
}
},
"image": [
"https://example.com/photos/1x1/photo.jpg",
"https://example.com/photos/4x3/photo.jpg",
"https://example.com/photos/16x9/photo.jpg"
],
"description": "The Adventures of Kira and Morrison is coming to Snickertown in a can't miss performance.",
"offers": {
"@type": "Offer",
"url": "https://www.example.com/event_offer/12345_202403180430",
"price": 30,
"priceCurrency": "USD",
"availability": "https://schema.org/InStock",
"validFrom": "2024-05-21T12:00"
},
"performer": {
"@type": "PerformingGroup",
"name": "Kira and Morrison"
},
"organizer": {
"@type": "Organization",
"name": "Kira and Morrison Music",
"url": "https://kiraandmorrisonmusic.com"
}
}location が完全な住所を持つ実在の Place であること、availability と eventStatus が単なる文字列ではなく schema.org の列挙値URLであること、name が会場の “Snickerpark Stadium” ではなくイベント名であることに注目してください。会場名は正しく location.name に入っています。
同じイベントが中止になった場合:変えるもの、残すもの
イベントが中止になっても startDate と location はそのまま残し、eventStatus だけを変更します。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Event",
"name": "The Adventures of Kira and Morrison",
"eventStatus": "https://schema.org/EventCancelled",
"startDate": "2025-07-21T19:00-05:00",
"endDate": "2025-07-21T23:00-05:00",
"location": {
"@type": "Place",
"name": "Snickerpark Stadium",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"streetAddress": "100 West Snickerpark Dr",
"addressLocality": "Snickertown",
"postalCode": "19019",
"addressRegion": "PA",
"addressCountry": "US"
}
}
}
変更点は eventStatus → https://schema.org/EventCancelled だけです。ここで startDate や location を削除すると誤りです。Google は固有のイベントを識別し、中止を利用者へ伝えるためにこれらを必要とします。
日程変更イベント:新日程と previousStartDate
延期イベントの新日程が確定したら EventRescheduled へ変更し、日付を更新して以前の日付を記録します。
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Event",
"name": "The Adventures of Kira and Morrison",
"eventStatus": "https://schema.org/EventRescheduled",
"previousStartDate": "2025-07-21T19:00-05:00",
"startDate": "2025-09-14T19:00-05:00",
"endDate": "2025-09-14T23:00-05:00",
"location": {
"@type": "Place",
"name": "Snickerpark Stadium",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"streetAddress": "100 West Snickerpark Dr",
"addressLocality": "Snickertown",
"postalCode": "19019",
"addressRegion": "PA",
"addressCountry": "US"
}
}
}個別イベントページと一覧ページ
会場サイトやチケット販売プラットフォームで混同されやすい違いです。
- ✅ 対象 — 個別イベントページ:
example.com/events/kira-morrison-july-21/に、その1公演を表す単一のEventオブジェクトがある。これが対象となる形です。 - ❌ 対象外 — 一覧ページ:
example.com/events/に今後の10公演をカレンダーやグリッドでまとめ、バッチとしてマークアップしている、またはしていない。Google のイベント検索体験は単一イベントに焦点を当てたページだけをサポートするため、一覧ではなく個別イベントページをマークアップします。
(上記の JSON-LD は、Google の標準イベント例を基に簡略化した説明用サンプルです。公開前に自身のマークアップをリッチリザルト テストで検証してください。)
理解度チェック:Event スキーマ
schema.org/Event、物理的な開催場所の要件、イベント状態の扱いについて5問です。各問の答えを選び、結果を確認してください。
参照する価値のある資料
このサイト内の関連記事
このサイトには Event スキーマだけを扱う別のガイドはありません。存在しない記事へ案内するのではなく、以下の一次資料と関連する構造化データの記事を紹介します。Event が語彙全体のどこに位置するかは Schema Markup と Structured Data のハブを、AI の観点は Schema Markup for AI を参照してください。
業界・公式の資料
- Event(Event)の構造化データ (Google Search Central)— 必須/推奨プロパティ、
eventStatus、1イベント1URL、コンテンツポリシー、バーチャルイベントの記述をまとめた公式資料。 - バーチャル、延期、中止イベントの新しいプロパティ (Google Search Central Blog、2020年3月)— バーチャルイベント解説の多くの起点となったコロナ禍当時の発表。現在のドキュメントと併読するとガイダンスの変化が分かります。
- 構造化データに関する一般的なガイドライン (Google)— Event にも適用される正確性/スパム防止ポリシー。
- schema.org/Event — Event 型とプロパティの完全な語彙リファレンス。
- リッチリザルト テスト (Google)— Event マークアップと対象資格を検証します。
- 構造化データによるサイトのマークアップ (Bing Webmaster Tools)— Bing による Event 専用ではない一般的な構造化データ資料。
- イベントマーケティングを成功させるためのシンプルな SEO ガイド (Ahrefs)— イベント SEO 全般と、施策の1つとしてのイベント構造化データを解説。
- スキーママークアップとは?追加方法と重要性 (Ahrefs)— AI エージェントや発見可能性の観点も含むスキーマ全般のガイド。
変更履歴
2026年9月8日に更新。
編集概要と記録された変更の詳細。概要
Event 状態の説明と対話型コンポーネントの日本語を、技術トークンを保ったまま自然な表現へ整えました。
変更の詳細
-
EventCancelled、EventPostponed、EventRescheduled の役割を省略せずに示し、状態変更の手順を明確にしました。
-
DecisionTree と Quiz の日本語サイドカーで、用語間の空白、製品名、リッチリザルト テストの表記を統一しました。
-
Bing と Ahrefs の資料名を日本語化し、読者向け本文に残っていた英語の連続語句を解消しました。
完全な比較は利用できません — この改訂の以前のスナップショットがアーカイブされていません。
2026年9月3日に更新。
編集概要と記録された変更の詳細。概要
英語と日本語が混在した暫定文を、現行英語ソースに固定した自然な日本語へ全文再翻訳しました。
変更の詳細
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全171ブロックの順序、URL、コードトークン、引用原文、EvidenceNote、MDXコンポーネント境界を維持し、読者向け本文を全面的に修復しました。
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Translation Memory、コンポーネントサイドカー、構造台帳、レビュー記録を Sol medium の実行来歴へ同期し、公開無効・隔離・ネイティブレビュー待ちを維持しました。
完全な比較は利用できません — この改訂の以前のスナップショットがアーカイブされていません。
2026年7月17日に更新。
編集概要と記録された変更の詳細。概要
根拠のない AI トラフィックに関する主張を削除し、「実装に価値がある理由」にあった未検証の CTR 向上表現を弱めました。
変更の詳細
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Event マークアップが AI による流入や引用を確実に増やすというデータはないことを明記し、AI がイベントを見つけやすくするとの断定を避けました。
完全な比較は利用できません — この改訂の以前のスナップショットがアーカイブされていません。