カテゴリページ SEO

カテゴリページ(PLP、コレクションページ)は、EC ストアで最も価値が高く、技術的にも危険なページです。ランキング、ページネーション、ファセット URL の扱い、キーワード詰め込みなしのコンテンツ、商品へのクロール経路を整理します。

初回公開:2026年6月25日 · 最終更新:2026年8月22日 · Advanced
言語
このページには証拠シグナルが1件あります

カテゴリページ(PLP、コレクションページ)は商品を分類し、幅広い商用検索でランクインすると同時に、クロールとリンク評価を下の商品へ渡します。技術的な落とし穴は、ファセットナビゲーションがほぼ無限の URL を生むこととページネーションです。rel=prev/next は Google では廃止されているため、ページネーションページを 1 ページへカノニカル化せず、各ページを独自に扱うか、実際に使いやすい「すべて表示」へ向けます。商品グリッドだけのページはランクインしにくいことがありますが、追加テキストは役立つものの必須ではなく、キーワードを詰めたフッターは誤った方法です。

TL;DR — カテゴリページはストアで最もレバレッジが高く、技術的に危険なページです。幅広い商用検索でランクインし、クロールとPageRankを商品へ渡します。2026年の正確さの軸は次のとおりです。rel=prev/next は廃止されています(Google、2019年3月)。ページ2以降をページ1へカノニカル化しないでください(ページ2以降のすべてが隠れます)。各ページを自身にカノニカル化するか、「すべて表示」ページがある場合はそこを指します。ファセットナビゲーションが中心的な脅威なので、ノイズをrobots.txtでブロックし、需要のあるシグナルをインデックス登録します。GSCのURLパラメータツールは廃止されました(2022年4月)。robots.txtとカノニカルを使います。商品だけの薄いページはランクインしにくいことがありますが、Muellerの見解は追加コンテンツが役立つものの必須ではないというものです。キーワードを詰めたフッターの文章は誤った追加方法です。カテゴリで重要な構造化データはBreadcrumbListで、複数商品一覧にProductのリッチリザルトマークアップを置いてはいけません。

カテゴリページがレバレッジポイントである理由

A category page is both a ranking target and the on-ramp Google uses to reach every product beneath it. 出典: /ecommerce-seo/categories-and-merchandising/category-page-seo/

A category-page wireframe highlights four SEO-relevant zones: concise introductory copy, controlled filter and sort URLs, crawlable product links, and pagination with unique URLs, self-canonicals, and real links to the next page.

© Patrick Stox LLC · CC BY 4.0 ·

多くのストアで、カテゴリページは所有する中で最も価値が高く、同時に最も壊れやすいページです。幅広い商用検索(「ランニングシューズ」、「USD 500未満のノートパソコン」)に合致し、単一商品の検索よりはるかに検索量が多いため価値があります。一方で、各カテゴリページはクロールとリンク評価を配分するノードでもあります。Googleは主にカテゴリページのリンクをたどって商品ページへ到達します。Googleは「カテゴリページにカテゴリ内の全商品への直接リンクがなければ、Googlebotはクロールだけでは全商品を見つけられない可能性がある」と明確に述べています。 Evidence for this claim Google warns that products may not be found by crawling when category pages do not link directly to them. Scope: Use crawlable anchor links and pagination or load-more implementations Google can follow. Confidence: high · Verified: Google: Ecommerce site structure

つまりカテゴリページは、自分自身の検索でランクインする役割と、その下にあるすべてへの入口になる役割を同時に担います。以下のSEO作業の大半は、このどちらも壊さないためのものです。

最も害になりやすいファセットナビゲーション

Block the noise, index the signal — the four-way decision for every faceted URL. 出典: /ecommerce-seo/categories-and-merchandising/category-page-seo/

A faceted URL branches to four outcomes. Sort, tracking, and redundant filter combinations are blocked from crawling. Low-demand but navigable combinations canonicalize to the base category. Combinations backed by real search demand become optimized, self-canonical landing pages. Empty or nonsensical combinations return 404.

© Patrick Stox LLC · CC BY 4.0 ·

カテゴリページ上部のフィルターと並べ替え UI はファセットナビゲーションです。一般的な URL パラメータ形式では、ウェブ上のクロール問題の最大の発生源です。Google は、制限のないファセット URL 空間がサイトに 2 つの害を与えると説明しています。“the crawlers will typically access a very large number of faceted navigation URLs before the crawlers’ processes determine the URLs are in fact useless,” (翻訳) 「クローラーは URL が実際には不要だと判断する前に、非常に多くのファセットナビゲーション URL へ通常アクセスします。」 また、“if crawling is spent on useless URLs, the crawlers have less time to spend on new, useful URLs.” (翻訳) 「不要な URL にクロールを使うと、クローラーが新しく有用な URL に使える時間が減ります。」 また、“If category pages don’t include direct links to all products in a category, Googlebot might not find all of your products by crawling alone.” (翻訳) 「カテゴリページにカテゴリ内の全商品への直接リンクがなければ、Googlebot はクロールだけではすべての商品を見つけられない可能性があります。」 Evidence for this claim Google documents infinite faceted URL spaces as a source of overcrawling and wasted resources. Scope: Google recommends preventing crawl when faceted URLs do not need to be indexed. Confidence: high · Verified: Google: Managing faceted navigation Gary Illyes は、Google に報告された過剰クロール問題のおよそ半分をファセットナビゲーションが占めると述べ、“exploding your URL space from a balmy 1000 URLs to a scorching 1 million.” (翻訳) 「穏やかな一千 URL から猛烈な百万 URL へ URL 空間を爆発させる」 という偶発的な状況を説明しています。

ファセットについてここで詳しく論じ直すことはしません。ファセットナビゲーションには独自の詳しい解説 があります。カテゴリページでの判断は明快です。ノイズをブロックし、シグナルをインデックス登録する。

  • ブロック(robots.txt): 並べ替え順のバリエーション(?sort=price)、セッション・トラッキングパラメータ、同じ商品を切り直すだけのフィルターの組み合わせをブロックします。Google も、“Oftentimes there’s no good reason to allow crawling of filtered items… instead, allow crawling of just the individual items’ pages along with a dedicated listing page that shows all products without filters applied.” (翻訳) 「フィルターされた項目のクロールを許可する理由がないことが多く、代わりに個々の商品ページと、フィルターなしですべての商品を表示する専用一覧だけをクロールさせるように」 と直接推奨しています。
  • 基底カテゴリへカノニカル: 閲覧可能にしたいが個別にはインデックス登録しない、検索需要の低いフィルターの組み合わせに使います。カノニカルは遅く効くツールで、Google は “may, over time, decrease the crawl volume” (翻訳) 「時間の経過とともにクロール量を減らす可能性がある」 としています。シグナルが届く前に各バリエーションがクロールされる必要があるためです。
  • インデックス登録して最適化: 実際の検索需要がある組み合わせ(実際に検索される「赤いランニングシューズ」など)を対象にします。固有の URL、タイトルと H1、固有の文章、自己参照カノニカルが必要です。まずキーワード調査を行い、推測でファセットをインデックス登録しないでください。
  • 行き止まりは 404: 空または意味のないフィルターの組み合わせには 404 を返し、クロール可能な不要 URL を蓄積させません。

廃止された制御についての注意です。Search ConsoleのURLパラメータツールは廃止されました(2022年4月に終了)。Googleは現在パラメータを自動で処理し、ツールの設定のうち有用だったのは約1%だけだったと説明しています。ファセットを抑えるために頼っていたなら、その手段はもうありません。代わりにrobots.txtとカノニカルを使います。

2026年のページネーション — 実際に機能する方法

ここは古い助言が最も多く残っているセクションなので、正確さの軸を示します。

rel=prev/next は廃止されています。 Google は 2019 年 3 月、何年も前にこのタグの利用をひそかに停止していたことを確認しました。“Google no longer uses these tags, although these links may still be used by other search engines.” (翻訳) 「Google は現在これらのタグを使っていませんが、これらのリンクは他の検索エンジンで使われる可能性があります。」 Google にとってページネーションの解決策として rel=prev/next を実装しても意味がありません。Bing などのために残すコストは低いものの、それを戦略にしてはいけません。

ページネーションされたページをページ 1 へカノニカル化しないでください。 これはカタログの半分をインデックスから静かに消す間違いです。Google の説明は明確です。“Specifying a rel=canonical from page 2 (or any later page) to page 1 is not correct use of rel=canonical.” (翻訳) 「ページ 2(またはそれ以降)からページ 1 へ rel=canonical を指定するのは、rel=canonical の正しい使い方ではありません。」 そうするとページ 2 以降にしか現れない商品がインデックス登録されません。各ページネーションページを自己参照カノニカルにします。Google は “Don’t use the first page of a paginated sequence as the canonical page.” (翻訳) 「ページネーション系列の最初のページをカノニカルページとして使わないでください。」 と説明しています。

現在のモデルは2つのパターンのどちらかです。

  1. 各ページを独自の価値でインデックス登録する。 各ページに固有の URL(?page=2# フラグメントではありません)、自己参照カノニカル、次のページへの連続した <a href> リンクを用意し、Googlebot が連鎖をクロールできるようにします。“Google ignores fragment identifiers” (翻訳) 「Google はフラグメント識別子を無視します。」 “Include links from each page to the following page using <a href> tags.” (翻訳) 「各ページから次のページへ、<a href> タグを使ってリンクを含めます。」
  2. 「すべて表示」ページをカノニカルにする。 利用可能で、許容できる速度で読み込める場合に限ります。すべて表示ページが 1 つあるなら、ページネーションされた構成ページからそこを指します。実際に使いやすい場合だけ機能するため、10 000 商品を無理に 1 ページへ読み込ませないでください。

無限スクロール/さらに読み込むには、適切なJavaScript SEOが必要です。結果の各「ページ」の背後に実際のページネーションURLを置き、サイトマップまたはMerchant Centerフィードを発見のバックストップにして、商品がスクロールイベントの背後に閉じ込められないようにします。空のページネーション結果には、空のインデックス可能な殻ではなく404を返します。

URL構造

2つのパターンがあります。どちらかを選び、徹底してください。

  • トップレベル/laptops/。ホームページに最も近く(リンク評価がわずかに有利)な一方、ルートのほかのものと競合し、規模が大きくなると扱いにくくなります。
  • 親 + 子/electronics/laptops/。説明的で階層を強化し、きれいに拡張できます。大規模なカタログの多くが使う方法で、このサイトが一般的なクラスタに使うパターンでもあります。

後から再構成するとリダイレクトが必要になるため、選択よりも最初の決定が重要です。パス以外では、可能なら ?value ではなく ?key=value の URL パラメータを使い、同じパラメータを 2 回置かず、セッション ID、トラッキングコード、ユーザー相対値のような一時パラメータを内部リンクに入れないでください。“Use ?key=value URL parameters rather than ?value, where possible” (翻訳) 「可能な場合は ?value ではなく ?key=value の URL パラメータを使います。」 “Googlebot may ignore one of the values otherwise” (翻訳) 「そうしないと Googlebot は値の 1 つを無視する可能性があります。」 “Avoid internally linking to temporary parameters, such as session-IDs, tracking codes, user-relative values” (翻訳) 「session-ID、トラッキングコード、ユーザー相対値などの一時パラメータへ内部リンクしないでください。」 内部リンク、サイトマップ、カノニカルタグで URL を同一に保ちます。

URL レベルでもう 1 つルールを組み込んでおきましょう。空のカテゴリは noindex または 404 にすることです。Google は、“If a category has no items, use a noindex robots meta tag. If your site detects that a category has become empty… consider returning a 404.” (翻訳) 「カテゴリに item がない場合は noindex robots メタタグを使い、サイトがカテゴリの空化を検知した場合は 404 を返すことを検討してください。」 と説明しています。

「薄いカテゴリ」の問題 — 詰め込みではないコンテンツ

ここは助言が微妙で、多くのストアがキーワード詰め込みへ過剰修正する部分です。正確な立場は次のとおりです。

文脈のない商品グリッドだけのカテゴリページは、Google がランクインさせるのに苦労することがあります。Mueller が 2019 年 3 月に説明したとおり、“When the ecommerce category pages don’t have any other content at all, other than links to the products, then it’s really hard for us to rank those pages.” (翻訳) 「EC のカテゴリページに商品へのリンク以外のコンテンツがまったくない場合、そのページをランクインさせるのは非常に難しくなります。」

ただし、追加コンテンツは役立つものであり、必須ではありません。 商品名だけでトピックが十分明確なら、“If the names of the products are clear enough to us to understand… then it’s clear that this is a list of running shoes. You don’t need to put in extra text there.” (翻訳) 「商品名だけで内容を理解できるほど明確なら、それがランニングシューズのリストだと分かるため、そこへ追加テキストを置く必要はありません。」。語数にも上限はありません。“We don’t have any limits. There’s no limit… you have to have some information on a page so that we understand what the topic is. But that’s generally very little information.” (翻訳) 「上限はありません。ページのトピックを理解できるよう何らかの情報は必要ですが、通常はごく少量で十分です。」

失敗しやすいのは、キーワードを詰めたフッターの文章です。Mueller はこれを本質的にキーワード詰め込みだと説明し、“From our point of view that’s essentially keyword stuffing. So that’s something which I would try to avoid.” (翻訳) 「私たちの見方では、これは本質的にキーワード詰め込みです。避けたいものです。」 と述べています。正しい方法は、“I’d try to stick to really informative content and put that in places where you think that users will be able to see it.” (翻訳) 「本当に有益なコンテンツに絞り、ユーザーが見られる場所に置くことです。」。

実務上のルールは次のとおりです。

  • 置く価値がある場所だけにコンテンツを追加する。 購入判断の質問に答える短く本当に役立つ導入文、情報需要のあるヘッドタームカテゴリの購入ガイド、買い物客が実際に尋ねる FAQ などです。
  • ユーザーが見る場所に置く。 フッターの壁ではなく、商品グリッドの前、見出しの下、または購入判断に近い場所です。
  • 最低語数を発明しない。 Google の立場は「役立つが必須ではない」です。ページのトピックが商品名だけで明確なら、追加文は不要な場合があります。

正直な緊張関係にも触れておきます。テストで機能し続けるため、SEO 担当者の多くはフッターの文章を追加し続けています。コミュニティの決まり文句は “I’ll stop doing it when it stops working.” (翻訳) 「機能しなくなるまでやめない」 です。私の見方では、これは文書化されたスパムシグナルに対する脆い賭けです。ユーザーにとって役立つ文脈を、見られる場所へ置くほうが長期的に正直です。

内部リンク — 入口としての役割

カテゴリページはPageRankを配分するノードなので、リンクを荷重を支える部材として扱います。

  • カテゴリ内の全商品へリンクする。 またはページネーションによってすべてに <a href> で到達できるようにします。本当にできない場合はサイトマップまたは Merchant Center フィードが代替になりますが、ページ上のリンクが主な仕組みです。
  • JS のクリックハンドラーではなく、実際の <a href> リンクを使います。“Use <a href> tags when creating links to other content. Don’t use JavaScript events on other HTML DOM elements for navigation.” (翻訳) 「他のコンテンツへのリンクを作るときは <a href> タグを使います。ナビゲーションに他の HTML DOM 要素の JavaScript イベントを使わないでください。」
  • リンク数は重要度のシグナルです。 “The more links a page has to it within a site, the higher the relative importance.” (翻訳) 「サイト内でそのページへ向かうリンクが多いほど、相対的な重要度は高くなります。」 最良のカテゴリをホームページや関連コンテンツからリンクし、ベストセラーを階層の上位からリンクします。
  • UI と BreadcrumbList スキーマの両方にパンくずを置くと、階層が強化され、Google に明確なアンカーテキストの文脈を渡せます。

titleタグ、メタディスクリプション、H1

  • タイトル: カテゴリ名(主要キーワード)を含めます。[Category] — [Brand][Category]: [N] Products — [Brand] のようなテンプレートが使えます。ページネーションではそのままでも(Googleが連続性を認識しようとします)、 — Page Nを追加しても構いません。
  • メタディスクリプション: 大規模なプログラム生成は問題なく、推奨されます。価格帯、商品数、ブランドなど購入判断の言葉を使います。
  • H1: タイトルと並行させます。Muellerによれば複数のH1があっても致命的ではありませんが、意味論的には整理されたH1が1つが最もきれいです。

構造化データ

  • BreadcrumbList — あり。 カテゴリページで重要な構造化データです。Google が “understand the hierarchy of pages on your site” (翻訳) 「サイト内のページ階層を理解する」 助けになり、SERP でパンくずを表示します。Google の指針は、“a typical user path to a page, instead of mirroring the URL structure.” (翻訳) 「URL 構造をそのまま写すのではなく、ページへの典型的なユーザーパス」 をマークアップすることです。
  • Product リッチリザルトのマークアップ — なし。 複数商品の一覧ページに Product リッチリザルトを置かないでください。Google の商品リッチリザルトは単一商品ページ向けです。
  • CollectionPage / ItemList — 任意。 現時点で Google のネイティブなリッチリザルトはありませんが、一覧の機械可読性を助けます。本当に役立つ自然な Q&A がある場合は、FAQPage を検討できます。

監視

  • GSC Page Indexingレポート — 除外バケットでパラメータ/ファセットURLの数が膨らんでいないか確認します。これはファセット戦略が漏れているサインです。
  • Crawl Stats — GooglebotがパラメータURLに不釣り合いな時間を使っているなら、robots.txtまたはカノニカルを厳しくします。
  • Rich Results Test / URL InspectionBreadcrumbListを検証し、カテゴリページが実際にどうレンダリングされインデックス登録されるか確認します。
  • Site Audit — クロール深度、孤立した商品、ページごとの内部リンク数を確認します。

このページの位置づけ

カテゴリページSEOはECサイト構造の一部です。上記のファセットの判断はファセットナビゲーション で詳しく扱っています。リンクの反対側にあるページタイプ、つまり個々の商品ページについては商品ページSEOを、階層全体の組み合わせ方についてはECサイトアーキテクチャを参照してください。

Add an expert note

Pin an expert quote

New person? Create their unclaimed profile at /admin/experts/ → Pin a quote first.